「着圧レギンスっていつ履けばいいの?」
「朝と夜、どっちが効果的なの?」
着圧レギンスを購入したものの、いつ履くのが最も効果的なのか迷っている方も多いのではないでしょうか?
着圧レギンスは履くタイミングによって得られる効果が変わるため、目的に合わせた使い分けが重要です。
この記事では、着圧レギンスの効果的な履くタイミングから、シーン別の活用法、よくある間違いまで詳しく解説していきます。
着圧レギンスを正しく活用して、理想の美脚を目指しましょう。

この記事の監修者
近藤 好美
ORIENTAL GREEN 銀座インディバ
オーナーセラピスト/インディバスーパーバイザー
セラピスト歴25年、インディバ施術歴20年以上の経験を持つ、身体のラインとコンディションを整えるプロフェッショナル。これまでに3,000人以上の身体の悩みに向き合い、一人ひとりに合わせたオーダーメイドの施術を提供。
目次
着圧レギンスはいつ履くのが効果的?

着圧レギンスの効果を最大限に発揮するためには、適切なタイミングでの着用が重要です。
基本的には、血行が悪くなりやすい時間帯や、脚に負担がかかる活動をする前後に着用するのが効果的とされています。
ただし着圧レギンスの履くべきタイミングは、「目的」によって異なります。
- 日中のむくみが気になる方
朝から着用すると、一日を通してスッキリ感をキープしやすくなります - 脚の疲れを寝ている間にケアしたい方
就寝時専用の夜用レギンスを選ぶと、翌朝の軽さを実感しやすくなります
このように、目的に合わせたタイミングで着用することで、むくみや疲れにしっかりアプローチできます。

近藤 好美
ORIENTAL GREEN
サロンでも「着圧レギンスは毎日履いてもいいですか?」とご質問いただくことが多いです。
確かに即効性を期待したくなりますが、大切なのは、履き続けることよりも目的と状況に合わせた着用です。
ご自身の生活スタイルと、どんな効果を期待するのかを明確にして、無理なく続けられる方法を選んでいきましょう。着圧レギンスと合わせて、自宅で簡単にできる足のむくみ解消マッサージを取り入れるのもおすすめです。
そもそも「なぜ女性は足がむくみやすいのか」、その原因について知っておくと、より効果的な対策ができます。詳細を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
【目的別】着圧レギンスを履くおすすめのタイミング

着圧レギンスの効果を最大化するには、求める効果に応じて着用タイミングを使い分けることが大切です。
ここでは、目的別のおすすめの着用タイミングを解説します。
むくみを取りたいなら「就寝前〜夜間」
一日の終わりに脚のむくみが気になる方は、就寝前から夜間にかけて着圧レギンスを着用するのがおすすめです。
日中にたまった水分や老廃物は、重力の影響で脚に滞留しやすく、これがむくみの原因となります。
寝ている間に着圧レギンスを着用することで、脚に適度な圧力がかかり、血液やリンパの流れがスムーズになり、むくみの軽減につながるでしょう。
特に、デスクワークなどで長時間同じ姿勢で過ごすことが多い方や、立ち仕事で脚に負担がかかりやすい方は、夜間の着用で翌朝の脚のスッキリ感を実感しやすいはずです。
ただし、就寝中に着用する場合は、締め付けが強すぎない「夜用」の着圧レギンスを選ぶことが大切です。
脚を引き締めたいなら「朝〜日中の活動時間」
脚の引き締めを目的とするなら、朝起きてから日中の活動時間に着圧レギンスを着用するのが効果的です。
日中に着圧レギンスを着用することで、脚に適度な圧力が常にかかり、脚のラインを美しく見せる「補正効果」が期待できます。
また、活動中に着用することで、筋肉の動きをサポートし、日常の動作がトレーニングへと変わるような感覚を得られる方もいます。
通勤や立ち仕事、家事などで活動量が多い方はもちろん、座り仕事の方でも、日中の着用はむくみ予防と同時に、脚の引き締めをサポートしてくれます。
「着圧レギンスの効果をもっと知りたい!」という方は、下記の記事をご覧ください。
着圧レギンスの間違った使い方と注意点

着圧レギンスは正しい方法で使用しないと、効果を減少させたり、悪影響を与えたりする可能性があります。
ここでは、よくある間違った使い方や注意点を解説します。
サイズが合っていないまま使っている
サイズが合っていないものを着用すると、期待する効果が得られないだけでなく、かえって健康を害するリスクもあります。
- サイズが小さすぎる場合
血行不良や神経圧迫を引き起こし、しびれ・かゆみ・皮膚トラブルを招く恐れがあります。 - サイズが大きすぎる場合
着圧がゆるくなるため、むくみの改善や引き締め効果が得られにくくなります。
製品ごとに推奨サイズが細かく設定されているので、購入前に必ず自分のウエストやヒップなどを測り、サイズ表と照らし合わせて選びましょう。
また、体重の変化や浮腫みの状態によってもフィット感が変わるため、定期的なサイズの見直しも重要です。
長時間・24時間履き続けている
着圧レギンスは「ずっと履いている方が効果が続きそう」と感じるかもしれません。
しかし日中用の高い着圧タイプを脱がずに過ごすと、血行不良やかゆみ、締めつけによる痛みを感じる原因になります。
- 日中用を着用している場合
帰宅後やお風呂上がりなど、体をリラックスさせる時間帯には脱ぐようにしましょう。 - 夜用レギンスを使用している場合
就寝中の着用を前提に設計されているため、起床後もそのまま履き続けるのは避けましょう。
着用時間を守り、脚に休息を与えることで、着圧レギンスの効果をより安全に、そして持続的に得られます。

近藤 好美
ORIENTAL GREEN
着圧レギンスでトラブルが起こってしまう方は、ほぼ間違いなく「頑張りすぎ」ています。
特に、足のしびれや冷えを感じる場合は要注意です。
ご自身の身体が教えてくれるサインを見逃さず、無理なく休ませる時間を作ってあげてくださいね。
他の着圧アイテムとの重ね履き
着圧レギンスと他の着圧アイテム(着圧ソックスや着圧タイツなど)を重ねて着用することは、絶対に避けましょう。
着圧アイテムは単体での使用を前提として設計されているため、重ね履きによる相乗効果は期待できません。
むしろ複数の着圧アイテムを重ねることで圧力が重複し、想定以上の強い圧迫がかかり、血行障害のリスクが高まります。
- しびれ
- うっ血
- 皮膚の変色
- かゆみ
効果を高めたい場合は、より適切な着圧値のものに変更するか、着用時間やタイミングを見直すことを検討しましょう。
着圧レギンスに関するよくある質問

Q
着圧レギンスのサイズはどうやって選べばいい?
A
サイズ選びの際は、商品のサイズ表に記載された「ヒップ・ウエスト・身長」などの数値を基準に確認しましょう。
小さすぎると締めつけが強くなりすぎて不快に感じることがあり、大きすぎると十分な着圧効果を得られません。
事前にメジャーなどでご自身のサイズを測定し、メーカーごとのサイズガイドに沿って選ぶのが安心です。
Q
着圧レギンスはどこで買える?
A
着圧レギンスは、公式オンラインショップ・楽天・Amazon・ドラッグストア・バラエティショップなどで購入可能です。
機能性やサイズ感に差があるため、レビューや着用感の記載が充実している公式サイトで購入するのが安心です。
公式サイト以外のショップでは偽物や類似品も出回っているため、信頼できる販売元を選びましょう。
Q
着圧レギンスは妊娠中に使ってもいい?
A
妊娠中の着圧レギンス使用は、必ず医師に相談してから判断することが重要です。
妊娠中は血行状態が変化しやすく、むくみも起こりやすい時期ですが、着圧による圧迫が母体や胎児に影響を与える可能性があります。特にお腹周りを圧迫する製品は避けるべきです。
どうしても使用したい場合は、マタニティ専用の製品を選び、着用時間を短くするなど十分な注意が必要です。
体調に少しでも異変を感じたら、すぐに使用を中止してください。

近藤 好美
ORIENTAL GREEN
妊娠中のデリケートな時期は、普段以上に「心地よさ」を大切にしてほしいと現場でもお伝えしています。
むくみは本当につらい症状ですが、お腹の赤ちゃんのためにも「少しでも違和感がある場合はすぐに中断」という意識を持つことが何よりも重要です。
もし不安なことがあれば、一人で抱え込まずにかかりつけの産婦人科医に相談してくださいね。
妊娠中だけでなく、産後もむくみや体型の変化に悩む方は少なくありません。以下の記事もぜひ参考にしてみてください。
まとめ

着圧レギンスの効果を最大限に活用するためには、目的に応じたタイミングでの着用が重要です。
むくみケアを重視するなら「就寝前〜夜間」、脚の引き締めを重視するなら「朝〜日中の活動時間」に着用するのがおすすめです。
- 目的に合わせて着用タイミングを選ぶ
- 「夜用」と「日中用」を正しく使い分ける
- 適切なサイズを選び、長時間の着用は避ける
- 他の着圧アイテムとの重ね履きはしない
長時間の連続着用や他の着圧アイテムとの重ね履きは、健康を害する可能性があるため注意が必要です。
「履き方が合っているのか不安…」「効果を感じにくい」という方は、ぜひ今回の記事を参考にして、自分にぴったりのタイミングを見つけてくださいね。
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