「夕方になると脚がパンパンで靴がきつい…」
「朝起きたら顔がむくんでいて鏡を見るのが憂鬱…」
むくみは、多くの人が抱える悩みですよね。つらいむくみをなんとかしたいけれど、忙しくて時間がない…実は、コンビニで買える身近な飲み物でも、むくみ解消に効果的なものがたくさんあるんです。
この記事では、むくみの原因から、コンビニで買えるおすすめの飲み物、避けるべき飲み物まで、幅広く紹介します。ぜひ最後まで読んで、今日からできるむくみ対策を始めてみましょう!

この記事の監修者
近藤 好美
ORIENTAL GREEN 銀座インディバ
オーナーセラピスト/インディバスーパーバイザー
セラピスト歴25年、インディバ施術歴20年以上の経験を持つ、身体のラインとコンディションを整えるプロフェッショナル。これまでに3,000人以上の身体の悩みに向き合い、一人ひとりに合わせたオーダーメイドの施術を提供。
目次
むくみの原因とは?

むくみは、血液やリンパ液として循環するべき水分が細胞間に溜まってしまうことで発生します。まずは主な原因を理解して、効果的な対策を立てましょう。
塩分の摂りすぎ
塩分を摂りすぎると、体内のナトリウム濃度が高くなります。すると体は濃度を薄めようとして水分を溜め込むため、むくみが発生してしまうのです。コンビニ弁当や加工食品、外食が多い現代人は特に注意が必要です。
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」では、成人女性の1日の食塩摂取目標量を6.5g未満としていますが、実際の摂取量は平均9.3gと大幅に上回っているのが現状です。意識的に減塩を心がけることが大切です。
出典:日本人の食事摂取基準(2020年版)

近藤 好美
ORIENTAL GREEN
サロンにいらっしゃるお客様の多くが「なぜ私だけこんなにむくむの?」と悩まれています。でも実は、現代の生活環境では誰でもむくみやすいんです。25年間で3,000人以上を施術してきた経験から言えるのは、むくみは体からの「ちょっと休んで」というサイン。原因を理解することで、適切なケアができるようになりますよ。
血行不良や運動不足
デスクワークや立ち仕事など、同じ姿勢を長時間続けることで血液やリンパの流れが滞り、むくみを引き起こします。特に下半身は重力の影響で水分が溜まりやすく、夕方になると脚がパンパンになるのはこのためです。
運動不足による筋力低下も大きな要因の一つです。筋肉は血液を心臓に送り返すポンプの役割を果たしているため、筋力が衰えると血流が悪くなり、むくみやすくなってしまいます。
ホルモンバランスの影響
女性の場合、月経周期によるホルモンバランスの変化がむくみに大きく影響します。特に生理前は女性ホルモンの影響で体が水分を溜め込みやすくなり、普段よりもむくみやすい状態になります。
- 妊娠中
- 更年期
- ストレスが多い時期
- 不規則な生活や睡眠不足が続く時
これらの時期は、無理のない範囲で意識的なむくみ対策が重要です。
むくみ解消に役立つ栄養素

むくみを解消するには、体内の水分バランスを整える栄養素を積極的に摂取することが効果的です。むくみ解消に役立つ代表的な栄養素を紹介します。
余分な塩分を排出する「カリウム」
カリウムは、体内の余分なナトリウム(塩分)を尿と一緒に排出する働きがあります。ナトリウムとカリウムのバランスが整うことで、体内の水分量が正常に保たれ、むくみの改善が期待できます。
成人女性の1日のカリウム目標摂取量は、2,600mg以上とされています。しかし厚生労働省の「令和元年 国民健康・栄養調査」によると、実際の平均摂取量は約2,300mg/日と目標に届いておらず、不足しがちです。
出典:厚生労働省「令和元年国民健康・栄養調査」
カリウムは野菜や果物に多く含まれているため、日常の食事で意識的に取り入れることが大切です。特に以下の食品はカリウムが豊富です。
- ほうれん草・小松菜・ブロッコリーなどの緑黄色野菜
- バナナ・キウイ・メロン・アボカドなどの果物
- じゃがいも・サツマイモ・里芋などのイモ類
- 納豆や豆腐などの大豆製品
- わかめ・ひじき・のりなどの海藻類
血流をサポートする「クエン酸」
クエン酸は、血液をサラサラにして血流を改善する効果があります。血行が良くなることで、水分や老廃物の循環がスムーズになり、むくみの解消につながります。また、疲労回復効果も期待できるため、一石二鳥の栄養素です。
クエン酸は主に柑橘類や梅干し、酢などに豊富に含まれています。日常の食事や飲み物から取り入れることで、むくみ予防に役立ちます。
- レモンやグレープフルーツなどの柑橘類
- 梅干し
- 酢(黒酢・りんご酢など)
- キウイフルーツ
- いちご
血流と代謝を助ける「ビタミンE・B群」
ビタミンEは、血行を促進し、冷えの改善に役立つ栄養素です。冷えも血行不良によるむくみの原因となるため、ビタミンEを摂ることは効果的です。またビタミンB群は、糖質や脂質などの代謝を助ける働きがあり、体内の巡りをサポートします。
ビタミンB群の中でも、ビタミンB1とB6は水分代謝に重要な役割を果たします。これらが不足すると体内に水分が溜まりやすくなるため、積極的に摂取したい栄養素です。
ビタミンE・B群を豊富に含む食品は、次の通りです。
- アーモンドやひまわりの種(ビタミンE)
- かぼちゃ・赤ピーマン・ほうれん草(ビタミンE)
- 豚肉(ビタミンB1)
- 玄米や全粒パン(ビタミンB1)
- バナナ(ビタミンB6)
- まぐろ・鮭・鶏むね肉(ビタミンB6)
コンビニで買えるむくみ解消におすすめの飲み物
ここからは、コンビニで手軽に購入できるむくみ解消に効果的な飲み物を紹介します。毎日の生活に取り入れやすいものばかりなので、ぜひ参考にしてください。
カリウムを豊富に含むジュース
カリウムは余分な塩分を排出してくれるので、むくみ対策には欠かせません。コンビニで手軽に手に入るカリウム豊富なジュースをチェックしてみましょう。
トマトジュース(食塩不使用タイプ)

トマトジュースにはカリウムが豊富に含まれており、200mlあたり約500mgものカリウムを摂取できます。(商品による)必ず「食塩不使用」と表示されているものを選びましょう。塩分が添加されているタイプだと、むくみを悪化させる可能性があります。
グレープフルーツジュース

グレープフルーツジュースには、カリウムとクエン酸の両方が含まれています。さっぱりとした味わいで、朝の目覚めにもぴったりです。100%果汁のものを選ぶと、より多くの栄養素を摂取できます。
ただし、柑橘系は空腹時に飲むと胃に負担をかける場合があるため、食事と一緒に摂るか、食後に飲むことをおすすめします。また果糖も多く含まれているので、ダイエット中の方は飲み過ぎに注意が必要です。
キレートレモンMUKUMI

ポッカサッポロの「キレートレモンMUKUMI」は、むくみ対策を意識して開発された商品です。レモン由来のクエン酸に加え、カリウムも配合されており、まさにむくみ対策のために作られた飲み物と言えるでしょう。
炭酸入りでスッキリとした飲み心地なので、リフレッシュしたい時にもおすすめです。ただし、糖分も含まれているため、飲みすぎには注意しましょう。
ノンカフェインのお茶
カフェインには利尿作用がありますが、摂りすぎると体内の水分を過剰に排出してしまい、かえって脱水を招くことがあります。むくみが気になる時は、ノンカフェインのお茶を選びましょう。
ルイボスティー
コンビニ | 容量 | 価格 |
---|---|---|
ローソン | 600ml | 118円(税込) |
ファミマ | 600ml | 118円(税込) |
セブン | 600ml | 108円(税込) |
ルイボスティーにはカリウムやマグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれています。ノンカフェインなので時間を気にせず飲めるのも魅力の一つです。抗酸化作用も高く、美容効果も期待できます。
クセのない味わいで飲みやすく、ホットでもアイスでも美味しく楽しめます。妊娠中や授乳中の方でも安心して飲めるお茶です。
麦茶
コンビニ | 容量 | 価格 |
---|---|---|
ローソン | 600ml | 118円(税込) |
ファミマ | 600ml | 118円(税込) |
セブン | 600ml | 108円(税込) |
麦茶はカフェインゼロで、体に優しい飲み物です。水分補給に適しているだけでなく、ポリフェノールの一種である「アルキルピラジン」が含まれており、血流改善にも役立つとされています。
クセがなくさっぱりとした味わいで、食事のお供や日常の水分補給にぴったりです。特に夏場の熱中症対策としても定番の飲み物であり、子どもから大人まで安心して飲むことができます。
その他のおすすめドリンク
お茶やジュース以外にも、むくみ対策に効果的な飲み物があります。栄養価が高く、美容や健康にも良い影響を与える飲み物を紹介します。
ココア
コンビニ | 商品名 | 価格 |
---|---|---|
ローソン | ミルクたっぷりココア | 228円(税込) |
ファミマ | 濃厚で贅沢な味わいミルクココア | 278円(税込) |
セブン | ココア | 192円(税込) |
ココアにはカリウムとマグネシウムが含まれており、むくみ解消に役立ちます。また、ポリフェノールも豊富で血行促進効果も期待できます。温かいココアは体を温めてくれるため、冷えによるむくみにも効果的です。
ただし、コンビニのココアには砂糖が多く含まれているものもあるので、ダイエット中の方は無糖タイプや低糖質のものを選ぶようにしましょう。
甘酒

「飲む点滴」とも呼ばれる甘酒は、ビタミンB群やアミノ酸、ブドウ糖が豊富に含まれています。これらの栄養素が、疲労回復や代謝アップをサポートし、むくみにくい体づくりに役立ちます。温かい甘酒は体を芯から温めてくれるので、冷えからくるむくみ対策にもぴったりです。
むくみ解消に効果的なドリンクと合わせてベルミスを取り入れると、より効果的にむくみケアができます。内側と外側の両方からアプローチして、理想的なボディラインへが目指せます。

むくみ対策に避けたい飲み物

むくみ対策には、摂るべき飲み物がある一方で、避けた方が良い飲み物もあります。これらの飲み物を控えることで、むくみをさらに悪化させるのを防げます。
砂糖が多い清涼飲料
ジュースやエナジードリンクなど、砂糖を多く含む清涼飲料は、血糖値を急上昇させ、体内の水分バランスを乱すことがあります。また、これらの飲料は満腹感を得にくく、ついつい飲みすぎてしまいがちです。むくみが気になる時は、水やお茶など、砂糖が含まれていない飲み物を選ぶようにしましょう。
夜のカフェイン飲料
カフェインには利尿作用があるため、日中の適度な摂取はむくみ対策に役立ちます。しかし、夜遅くにカフェインを多く含むコーヒーや紅茶を飲むと、睡眠の質を下げてしまう可能性があります。睡眠不足はホルモンバランスを乱し、むくみを引き起こす原因となるため、夜はノンカフェインの飲み物を選びましょう。
アルコール類
アルコールは血管を拡張させる働きがあり、一時的に血流が良くなりますが、その後血管が収縮して血行が悪くなります。(利尿作用で脱水状態になるため)また、アルコールの代謝には大量の水分が必要で、体内の水分バランスが崩れやすくなります。
さらに、おつまみとして塩分の多い食べ物を摂取することも多いため、翌朝のむくみにつながりやすくなります。適量を守り、飲酒時は十分な水分補給を心がけましょう。

近藤 好美
ORIENTAL GREEN
施術後のアフターカウンセリングでよくお話しするのが、「翌朝の顔のむくみがひどくて…」というお悩みです。前日の飲み物を伺うと、やはりアルコールや糖分の多い飲み物を摂取されているケースが多いんです。完全に我慢する必要はありませんが、これらの飲み物を摂った翌日は、朝一番にカリウム豊富なトマトジュースを飲むなど、リセットを意識することで随分と違いが出てきますよ。
飲み物以外でできるむくみ対策

飲み物だけでなく、日々の生活習慣を見直すこともむくみ対策に重要です。ここでは、今日からすぐに始められる簡単なむくみ対策を紹介します。
着圧アイテムを使う
立ち仕事やデスクワークで長時間同じ姿勢を続けると、下半身の血流が滞りやすくなります。その結果、夕方になるとふくらはぎがむくんでパンパンになってしまいます。そんなときに役立つのが着圧ソックスや着圧レギンスなどの着圧アイテムです。適度な圧力で足を引き締め、血液やリンパの流れをサポートすることで、むくみの予防や軽減につながります。
美脚ケアと着圧サポートを兼ね備えており、むくみ対策はもちろん、脚をすっきり見せたい方にも人気が高いです。用途に合わせて様々なタイプに分かかれているので、自分の生活スタイルに合わせて使いやすいのもポイントです。

近藤 好美
ORIENTAL GREEN
施術の現場でも、しっかりとした着圧アイテムの効果を実感されるお客様が本当に多いです。特にベルミスのような高圧力設計のアイテムは、デスクワークや立ち仕事でパンパンになった脚に対して、即効性を感じやすいのが特徴です。最初は短時間から始めて、徐々に着用時間を延ばしていけば、無理なく続けられますよ。
塩分コントロールを意識した食事
食事での塩分摂取量を意識することは、むくみ対策の基本です。調味料を控えめにしたり、出汁や香味野菜で味付けを工夫したりすることで、美味しく減塩できます。
また、適度な水分補給も欠かせません。水分を控えると逆に体が水分を溜め込もうとしてむくみやすくなるため、こまめに水やお茶を摂ることを意識しましょう。
お風呂やマッサージで血行促進
シャワーだけで済ませず、湯船にゆっくり浸かることで、全身の血行が良くなり、むくみの解消につながります。また、お風呂上りには、足首からふくらはぎ、太ももにかけて、リンパの流れに沿ってマッサージするのも効果的です。体が温まっているときに行うことで、より効果が期待できます。
まとめ

むくみは、塩分の摂りすぎや血行不良、ホルモンバランスなど様々な要因で起こります。解消には、カリウムやクエン酸、ビタミンE・B群といった栄養素を意識的に摂ることが効果的です。
コンビニでも、トマトジュースやルイボスティー、麦茶、キレートレモンMUKUMIなど、むくみに役立つ飲み物が手軽に購入できます。ノンカフェイン・低塩分のドリンクを選ぶことで、毎日の習慣にしやすいのもポイントです。
また、飲み物だけでなく、着圧アイテム(ベルミスなど)の活用や減塩食、お風呂・マッサージなどの生活習慣を組み合わせると、より効果的にむくみを防げます。
- コンビニドリンクを活用して、手軽にむくみケア
- 栄養素(カリウム・クエン酸・ビタミンE・B群)を意識して摂る
- 生活習慣(着圧・減塩・マッサージ)も併せて取り入れる
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