「ウォーキングを始めたけど、なかなか効果が実感できない…」
「脚のむくみが気になってウォーキングが続かない…」
そんな悩みを抱えている方の間で、着圧レギンスを着用しながらのウォーキングが注目されています。
着圧レギンスとウォーキングの組み合わせは、単独で行うよりもはるかに高い効果が期待できると言われています。
この記事では、着圧レギンスとウォーキングを組み合わせることで得られるメリットや、レギンスの選び方、効果的な使い方までをわかりやすく解説していきます。
自分に合った着圧レギンスを見つけて、毎日のウォーキングをより効率的にしていきましょう。
この記事の監修者
近藤 好美
ORIENTAL GREEN 銀座インディバ
オーナーセラピスト／インディバスーパーバイザー
セラピスト歴25年、インディバ施術歴20年以上の経験を持つ、身体のラインとコンディションを整えるプロフェッショナル。これまでに3,000人以上の身体の悩みに向き合い、一人ひとりに合わせたオーダーメイドの施術を提供。
目次
ウォーキング×着圧レギンスで得られる効果
着圧レギンスを着用してウォーキングを行うことで、通常のウォーキングでは得られない様々な相乗効果が期待できます。
科学的な根拠に基づいた4つの主要な効果について、具体的に見ていきましょう。
むくみ解消で脚がスッキリ軽やか
着圧レギンスは、脚全体に適度な圧力をかけることで、血液やリンパの流れをサポートします。
ウォーキング中にこの着圧効果が加わると、ふくらはぎのポンプ機能がより活性化され、溜まりがちな余分な水分や老廃物がスムーズに排出されやすくなります。
その結果、夕方に感じやすい脚のだるさやパンパン感が軽減され、1日中スッキリとした脚をキープできます。
近藤 好美
ORIENTAL GREEN
長年の施術経験から、脚のむくみに悩む方が本当に多いことを実感しています。特に、デスクワークや立ち仕事の方は、夕方になると「象の足みたい…」とおっしゃることも。
着圧レギンスを着用してウォーキングすることは、ポンプ機能を高めて巡りを良くする、とても効果的なセルフケアです。施術と並行して日々の生活に取り入れることで、より早くスッキリ感を実感できるでしょう。
ウォーキングと着圧レギンスの習慣とあわせて、より詳しい対策を知りたい立ち仕事やデスクワークで慢性的なむくみに悩んでいる方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
筋肉サポートで長距離歩行が楽になる
着圧レギンスは筋肉をほどよく固定し、余計なブレや振動を抑えてくれるため、運動中のエネルギーロスを減らしてくれます。
これにより、普段なら疲れてしまうような長距離のウォーキングでも、疲労感を軽減しながら継続できるようになります。
特に太ももやふくらはぎの筋肉をしっかりと支えることで、歩行時の安定感が向上し、正しいフォームを維持しやすくなります。
姿勢改善で美しいウォーキングフォーム
着圧レギンスは骨盤まわりやお腹部分を適度にサポートしてくれるため、歩いているときの姿勢が自然と整いやすくなります。
猫背になりがちな人も、腰まわりが引き締まることで背筋が伸び、重心が安定しやすくなるのがポイントです。
フォームが整えば筋肉の使い方も効率的になり、見た目にも美しい歩き方に近づけます。
特に、骨盤周りが不安定になりがちな産後の体型崩れにお悩みの方にとって、着圧レギンスによるサポートはウォーキングの効果を高める助けになります。
消費カロリーアップでダイエット効果UP
着圧レギンスを履いてウォーキングすると、筋肉への負荷が適度にかかるため、運動中の消費カロリーが自然にアップします。
血流促進による代謝向上や、太もも・お尻の筋肉を意識しやすくなる効果により、フォームが整い脂肪燃焼効率も高まります。
通勤や散歩など日常の動きに取り入れるだけでも、無理なくダイエットをサポートしてくれるでしょう。
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またウォーキングは、特に下半身の引き締めに効果的です。より集中的な太もも痩せを目指す方は、ウォーキングに加えて筋トレやマッサージを取り入れると良いでしょう。
ウォーキング用着圧レギンスの選び方
ウォーキングの効果を最大限に引き出すためには、自分に合った着圧レギンスを選ぶことが大切です。
ここでは、ウォーキング用着圧レギンスを選ぶ際にチェックするポイントを紹介します。
部位別の着圧バランスをチェック
着圧レギンスは、ふくらはぎ・太もも・お尻など、部位ごとに圧力の強さが異なります。
ウォーキング用として選ぶ場合は、「段階着圧設計」で下から上へ血流をサポートしてくれるタイプがおすすめです。
「段階着圧設計」とは、医療用ストッキングにも採用されている技術で、下から上へ血液やリンパ液の流れを促す効果が期待できます。
試着ができる場合は実際に履いてみて、心地よいフィット感であるかを確認してみましょう。
サイズと伸縮性で履き心地をチェック
着圧レギンスの効果をしっかり得るためには、適切なサイズを選ぶことが大切です。
サイズが合っていないと、期待する効果が得られないだけでなく、血行不良や肌への負担に繋がる可能性もあります。
メーカーのサイズ表を必ず確認し、自分の太もも、ふくらはぎ、足首のサイズを正確に測定してから購入しましょう。
また、ウォーキング中にストレスなく動き続けるためには、伸縮性も重要なポイントです。
素材の配合や編み方によって伸縮性は大きく変わるので、パッケージの表記や口コミなどを参考に、適度な伸縮性があるものを選ぶと良いでしょう。
シリーズ累計販売数680万枚を突破した大人気の着圧レギンス「ベルミス」。人気の秘密は、独自の着圧技術と、利用シーンに合わせて選べる豊富なラインナップにあります。
「強力な着圧でしっかりケアしたい」「日中も履いてカロリー消費をUPさせたい」「ファッションとして楽しみたい」など、あなたの目的に合わせて最適な一着を選ぶことで、理想の美脚を目指せます。
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季節・使用シーンで素材を選ぶ
ウォーキングは季節を問わず楽しめる運動ですが、季節に適した素材選びが重要です。
- 夏や汗をかきやすい方：吸湿速乾性に優れたポリエステルやナイロン素材
→ 汗をすばやく吸収・拡散し、肌のベタつきを防ぎます - 冬や屋外でのウォーキング：保温性の高い裏起毛素材やウール混素材
→ 体温をしっかりキープし、冷えを防ぎます - 普段使いを兼ねたい場合：綿混素材など肌触りの良いタイプ
→ デイリーに使いやすく、着心地もやさしい
素材によって、吸湿性・速乾性・保温性などが大きく異なるため、目的に応じて使い分けるのも良いでしょう。
耐久性と洗濯のしやすさをチェック
頻繁に使用する着圧レギンスは、耐久性があり、繰り返し洗濯しても形崩れや着圧が落ちにくいものを選ぶことが重要です。
素材の質や縫製がしっかりしているか、口コミなどを参考にすると良いでしょう。
また毎日使うことを考えると、洗濯のしやすさも大切なポイントです。
手洗いが推奨されているものもありますが、洗濯機で気軽に洗えるタイプだと、日々のケアが楽になります。
効果を最大化する着圧レギンスの正しい使い方
着圧レギンスの効果を最大限に引き出すためには、正しい着用方法と使用時間を守ることが不可欠です。
間違った使い方をすると、期待した効果が得られないばかりか、場合によっては健康に悪影響を与える可能性もあります。
正しい履き方
着圧レギンスは、普通のレギンスとは異なり、正しい履き方をすることで効果を最大限を発揮します。
無理に引っ張ったり、一気に引き上げたりすると、着圧が均等にかからなかったり、生地を傷めてしまったりする原因になります。
- STEP
指輪などのアクセサリーを外す
レギンスの生地は繊細なものも多いため、指輪やブレスレットなどのアクセサリーは事前に外しておきましょう。ひっかけによる破れや伝線を防ぐための大切なひと手間です。
- STEP
足先から丁寧に通す
レギンスをたぐり寄せ、つま先に合わせてから、ゆっくりと足首まで通します。焦らず少しずつ行うのがポイントです。
- STEP
ふくらはぎ・太ももまで引き上げる
シワが寄らないよう確認しながら、ふくらはぎ→膝→太ももへと順に引き上げていきます。座った姿勢で片足ずつ行うとスムーズです。
- STEP
ウエストまで履き終えたら微調整
ウエストまでしっかりと履き上げたら、膝裏やふくらはぎに生地がたまっていないかを確認し、圧力が均等になるよう整えます。
かかと・膝・太ももの位置がずれていないかを確認しながら整えましょう。
近藤 好美
ORIENTAL GREEN
20年以上インディバ施術に携わる中で、適切なウェアの着用がいかに大切かを痛感しています。
着圧レギンスも、ただ履けば良いというものではありません。特に、お腹周りや太もも、ふくらはぎのフィット感は、血流やリンパの流れに直結します。
少し手間かもしれませんが、正しい履き方をマスターすることで、本来の効果を最大限に引き出し、より快適にウォーキングを楽しめるようになりますよ。
最適な着用時間
着圧レギンスの効果を最大限に引き出すには、着用時間も大切です。
ウォーキング時に1～2時間ほど着用するのが目安で、日常使いなら長時間着ても問題ありませんが、締め付けがきついと感じたら早めに脱ぐことをおすすめします。
就寝中に使えるタイプもありますが、すべての製品が対応しているわけではないので、必ず商品説明を確認しましょう。
よくある質問
着圧レギンスやむくみ対策に関して、よくある質問をまとめました。
気になる疑問を解決し、安心してウォーキングやセルフケアに取り組みましょう。
Q
着圧レギンスを使う時の注意点は？
A
着圧レギンスを安全に使用するためには、いくつかの注意点があります。
- 妊娠中の方・血行障害のある方・皮膚に炎症がある方→使用前に必ず医師に相談
- 着用中に痛みやしびれ、皮膚の変色などが起こった場合→すぐに使用を中止する
適切なサイズを選び、長時間の連続着用は避けるようにしましょう。
近藤 好美
ORIENTAL GREEN
私のサロンでは施術前に必ずお客様の体調や既往歴を確認しますが、着圧アイテムでも同じように注意が必要です。
特に「ちょっとした違和感」を我慢してしまう方が多いのですが、身体からのサインは見逃さないでください。
痛みやしびれは、血流に問題が起きているサイン。
無理して続けるのではなく、身体の声に耳を傾けて、安全第一で使用していただきたいですね。
もし、着圧による肌トラブルやかゆみが起きた場合は、こちらの記事で紹介している対策を試してみてください。
Q
着圧レギンスは寝る時に履いてもいい？
A
一般的な着圧レギンスは、就寝時の着用は推奨されていません。
睡眠中は血圧が下がるため、日中用の着圧レギンスでは圧力が強すぎる可能性があります。
就寝時にも着圧効果を得たい場合は、夜用として設計された専用商品を選びましょう。
寝るとき専用の着圧レギンスは、日中用との違いや選び方のポイントがあります。詳しくは、こちらの記事で解説しています。
Q
むくみ解消に効果的なマッサージやトレーニングは？
A
ふくらはぎや足首のマッサージは、血行を促進しむくみを軽減するのに効果的です。
- 足首をぐるぐる回す
- かかとの上げ下げ運動
- ふくらはぎを下から上へさすり上げる
ウォーキング後のクールダウンとして取り入れると、より脚のスッキリ感を実感できます。
自宅でできる詳しい足のむくみ解消に効果的なマッサージ方法や、むくみと混同されがちなセルライトケアについては、以下の記事もぜひ参考にしてください。
まとめ
着圧レギンスをウォーキングに取り入れることで、脚のむくみや疲労感を軽減し、姿勢やカロリー消費といった面でもメリットが得られます。
履くだけで歩行をサポートしてくれるため、運動初心者や脚やせを目指す方にもぴったりのアイテムです。
- 着圧レギンスは血流を促進し、むくみ軽減や脚の疲れに効果的
- 歩行時の筋肉サポートや姿勢改善で、美しいフォームが身につく
- 選ぶ際は、着圧バランス・サイズ・素材・耐久性をチェック
- 正しい履き方や着用時間を守ることで効果を最大化できる
- むくみケアには、マッサージやストレッチとの併用もおすすめ
「明日から頑張ろう」ではいつまでも変わりません。
理想の脚とウォーキング習慣を手に入れるなら、今この瞬間が始めどきです。
