「夕方になると足がパンパンにむくむ…」
「朝は顔が腫れぼったくてメイクがしにくい」
むくみは水を飲みすぎたことが原因と思われがちですが、実際には血流の低下、塩分の摂りすぎ、長時間同じ姿勢、ホルモンバランスなど、さまざまな要因が関係しています。
むくみは体の水分バランスが乱れているサインでもあり、放置すると体のだるさや冷え、脚の太さにつながることもあります。
この記事では、今日からすぐ試せるむくまない方法10選を中心に、シーン別の対策、むくみの原因、役立つグッズまでまとめて解説します。
デスクワークや立ち仕事、長距離移動など生活スタイルに合わせた対策を知ることで、むくみは予防しやすくなります。
むくみ対策をサポートする着圧レギンスも紹介しているので、すっきりした体をキープしたい方はぜひ最後までご覧ください。

この記事の監修者
近藤 好美
ORIENTAL GREEN 銀座インディバ
オーナーセラピスト/インディバスーパーバイザー
セラピスト歴25年、インディバ施術歴20年以上の経験を持つ、身体のラインとコンディションを整えるプロフェッショナル。これまでに3,000人以上の身体の悩みに向き合い、一人ひとりに合わせたオーダーメイドの施術を提供。
目次
浮腫まない方法10選

生活習慣を少し見直すだけでも、むくみは予防しやすくなります。ここでは、今日から取り入れやすいむくまない方法を10個紹介します。
ふくらはぎマッサージで血流を促す
ふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれ、筋肉の収縮によって血液を心臓へ押し戻すポンプの役割を担っています。運動不足や長時間座り続ける生活が続くと、この働きが弱くなり、血液やリンパ液が足に溜まりやすくなります。
体が温まっている入浴後に、次の手順で左右それぞれ3〜5分ほどのマッサージを行うと、血流を促す効果が期待できます。
- 足首をつかみ、すねに沿って膝裏まで押し上げる(10回)
- ふくらはぎを両手で包み、下から上へさすり上げる(10回)
- 膝裏のくぼみを指で5秒ゆっくり押して離す(3セット)
強くもむと逆効果になるため、リンパをやさしく流す感覚で行うのがポイントです。
顔のリンパマッサージを行う
朝起きたときの顔のむくみは、就寝中に体内の水分が上半身へ移動し、その水分がリンパとして十分に排出されないことで起こります。
顔のリンパは、最終的に鎖骨のリンパ節へ流れます。そのため、マッサージは顔からいきなり流すのではなく、先に鎖骨まわりを軽くほぐしてリンパの通り道を作ってから行うことが大切です。
- 鎖骨のくぼみ:指3本で10回押してリンパ節をほぐす(出口を先に開く)
- 耳下から首筋:耳の下から鎖骨方向へ指でなでおろす(左右各5回)
- 頬・フェイスライン:口角から耳、あごから耳へやさしく流す(左右各5回)
強くこすると肌への負担になるため、皮膚が少し動く程度のやさしい力でマッサージを行いましょう。
手のツボ刺激とグーパー運動を行う
手や指がむくんだときは、合谷(ごうこく)というツボを押す方法が役立ちます。合谷は、親指と人差し指のあいだの少しくぼんだ場所にあります。
反対の手の親指でその部分を5秒ほどゆっくり押し、ゆっくり離す動作を左右それぞれ5回行いましょう。
そのあとに、手を強く握る(グー)→大きく開く(パー)を20回繰り返すと、手先から腕にかけて血流がよくなります。
同じ姿勢を長時間続けない
長時間同じ姿勢でいると、ふくらはぎの筋肉がほとんど動かなくなり、血流が滞ってむくみが起こりやすくなります。とくにデスクワークで座りっぱなしの状態は、ふくらはぎのポンプ機能がほぼ働いていない状態です。
むくみを防ぐためには、1時間に1回は体を動かす習慣をつけましょう。スマートフォンのアラームを使うと、忘れずに行いやすくなります。
立ち上がれないときでも、座ったまま次の動きを行うだけで血流を促せます。
- かかとをゆっくり上げ下げする
- 足首を大きく回す
こうした小さな動きをこまめに行うことが、夕方の足のむくみ予防につながります。
カリウムを含む食材を摂る
カリウムには、むくみの原因となるナトリウム(塩分)を尿として体外へ排出する働きがあります。外食やコンビニ食が続くと塩分を摂りすぎやすいため、カリウムを含む食材を意識して取り入れることが大切です。
次のような食材は日常の食事に取り入れやすく、むくみ対策に役立ちます。
- バナナ
カリウムを多く含み、体内の余分な塩分を排出してむくみを防ぐ - アボカド
カリウムが豊富で、水分バランスを整えむくみにくい体づくりをサポート - ほうれん草
カリウムを多く含み、塩分の排出を助けてむくみ対策に役立つ - きゅうり・冬瓜
水分が多く利尿作用があり、体内の余分な水分の排出を促す
ただし、腎機能が低下している方はカリウムの摂取量に注意が必要です。気になる場合は、医師に相談してください。
塩分・アルコールを控える
塩分を摂りすぎると、体は塩分濃度を調整するために水分を溜め込みやすくなります。その結果、体内の水分量が増えてむくみが起こりやすくなります。
- ラーメン
- インスタント食品
- スナック菓子
- 漬物
- ファストフード
また、アルコールを飲みすぎると体が水分不足の状態になります。水分不足になると体は水分を体内に保とうとする働きが強くなり、組織に水分が溜まりやすくなります。むくみが起こりやすくなるため、飲みすぎには注意が必要です。
入浴で体を温めて血流を促す
湯船に浸かって体を温めると血行が良くなり、水分や老廃物が流れやすくなります。
さらに湯船の水圧が体にかかることで、リンパや血液の流れも促されます。シャワーだけで済ませるのではなく、湯船に浸かる習慣をつけるとむくみ予防に役立ちます。
- お湯の温度
38〜40℃を目安にする(熱すぎると体が緊張しやすい) - 入浴時間
10〜15分ほど湯船に浸かる - 入浴中の動き
足首やふくらはぎを軽く動かすと血流が促される - 入浴後のケア
体が温まっているうちにストレッチを行う
足を心臓より高くして休む
足のむくみは、重力の影響で血液やリンパ液が下半身に溜まりやすくなることで起こります。足を心臓より高い位置にすると、溜まった水分が上半身へ戻りやすくなります。
腰が反って不快な場合は、膝の下にもクッションを置くと楽な姿勢で続けられます。
水分をこまめに補給する
「むくみが気になるから水を控えている」という方は、注意が必要です。水分が不足すると体は水分を溜め込もうとする防衛反応を起こし、かえってむくみやすくなります。
アルコールやカフェインの多い飲み物は利尿作用があるため水分補給にはカウントされません。水やノンカフェインのお茶を中心に意識して摂りましょう。
着圧ソックス・レギンスを活用する
着圧ソックスや着圧レギンスは、足に適度な圧力をかけることで血液の流れをサポートするアイテムです。下半身に溜まりやすい血液を心臓へ戻りやすくし、足のむくみ対策として広く活用されています。
日常生活の中で手軽に取り入れやすく、むくみ対策を習慣化しやすい点も特徴です。
- 着圧ソックス
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【シーン別】浮腫まないための対策

むくみの起きやすさは、シーンによって異なります。状況に合った対策を知っておくことで、むくみが出る前に予防できます。
デスクワーク中のむくみ対策
デスクワーク中は足を動かす意識と合わせて、座り方や環境を見直すことでむくみをさらに予防できます。足を組む習慣がある方は、片側の血流を偏って止めてしまうため要注意です。
- 椅子の高さを調整する
膝が90度になる高さにすることで太ももへの圧迫を減らす - フットレストを置く
足裏全体を支えることで血流が保ちやすくなる - 足を組まない
片側だけ血流が妨げられるため、両足を床につける習慣をつける
作業中は姿勢が崩れやすく、無意識に足を組んだり体重を片側にかけたりすることもあります。こまめに姿勢を整えることを意識するだけでも、足への負担を減らすことにつながります。
立ち仕事の日のむくみ対策
立ち仕事は、動いているように見えて、同じ姿勢が続くと静脈圧が上がりむくみやすくなります。時間帯に合わせた対策を取り入れることで、翌日への持ち越しを防げます。
- 帰宅後
ふくらはぎを足首から膝裏へ向かって下から上にマッサージを5分行う - 朝
着圧ソックスを起床後すぐに着用し、むくみが出る前に予防する - 休憩中
椅子に座って足をクッションや荷物の上に乗せ、心臓より高くして休む
立ち仕事では、仕事中の対策だけでなく前後のケアも重要です。朝の予防と休憩中の姿勢調整、帰宅後のケアを組み合わせることで、むくみを翌日まで持ち越しにくくなります。
飛行機・長距離移動のむくみ対策
飛行機内は気圧の変化と乾燥が重なり、むくみが特に出やすい環境です。エコノミークラス症候群の予防も含めて、以下の3点を意識してください。
- 機内でこまめに水を飲み、アルコールや塩分の多い機内食は控えめにする
- 1〜2時間ごとに通路を歩くか、座ったまま足首を大きく回す
- 搭乗前から着圧ソックスを着用し、降機後まで履き続ける
長時間の移動では、同じ姿勢が続くことがむくみの大きな原因になります。水分補給と足の動きを意識するだけでも血流が保たれやすくなり、移動後の足の重だるさを感じにくくなります。
生理前のむくみ対策
生理前は、黄体ホルモンの影響で体が水分を溜め込みやすくなります。ホルモンの変化は避けられませんが、食事と入浴で排出を促すことでむくみを軽減できます。
- 利尿作用のある食材を摂る
きゅうり・とうもろこし・小豆・冬瓜など、カリウムを含む食材を食事に取り入れて余分な水分の排出を促す - 半身浴で体を温める
38〜40℃のお湯に腰まで15〜20分浸かることで、血行促進と発汗による老廃物の排出を助ける
生理前は、体が水分を溜め込みやすい時期です。数日前から食事や入浴を意識しておくと、むくみが強く出るのを抑えやすくなります。
むくみが起こる原因

むくみとは、体の組織に余分な水分が溜まった状態を指します。人の体は約60%が水分で構成されており、血管・細胞・リンパ管の間で水分が常に行き来しています。
通常はこの水分がバランスよく循環していますが、体液のバランスが崩れると水分が組織の間に留まりやすくなります。すると皮膚の下に水分が溜まり、腫れぼったさや重だるさとして感じられるようになります。
むくみは特定の原因だけで起こるわけではなく、次のような体の状態が重なることで生じやすくなります。
- 体内の水分バランスが崩れている
- 血管から出た水分がうまく回収されない
- 体液の循環が一時的に滞る
- 重力の影響で下半身に水分が集まりやすい
- ホルモンの変化で体が水分を保持しやすくなる
むくみが起こる仕組み
血液が毛細血管を通るとき、栄養と一緒に水分の一部が血管の外へ出て細胞へ届けられます。通常はその水分がリンパ管を通って回収され、再び血管へ戻ります。
しかし水分の回収量と流出量のバランスが崩れると、細胞の周りに水分が溜まりやすくなります。これによって皮膚が腫れたような状態になり、むくみとして感じられます。
むくみは、体液バランスの乱れによって起こる現象です。体の水分循環を整える習慣を取り入れることで、むくみを感じにくい状態を保ちやすくなります。
むくみ対策に役立つグッズ

セルフケアの効果をさらに高めたいときは、むくみ対策グッズを上手に取り入れるのも手です。
ここでは、むくみ対策に役立つアイテムを紹介します。
着圧ソックス・レギンス
着圧アイテムは、用途や着用シーンに合わせて種類を選ぶことが大切です。
- ソックスタイプ:ふくらはぎを中心にサポート
- レギンスタイプ:足首から太ももまで下半身全体をカバー
普段の服装や生活スタイルに合わせて選ぶことで、無理なく取り入れやすくなります。日中のデスクワークや外出時にはソックス、就寝前やリラックスタイムにはレギンスなど、使い分ける方も多いです。
ベルミスは、日常のコーディネートにも合わせやすいデザインで、脚全体をカバーできるレギンスとして人気があります。
カラーや素材感にこだわっており、普段のファッションにそのまま取り入れられます。むくみケアをしていることを意識させないデザインで着続けられる点が、多くの方に選ばれている理由のひとつです。
外出用には私服にも合わせやすい「スリムレギンスカラープラス」、就寝用には「パジャマレギンス Sleep+ HEALING FIT」がおすすめです。
むくみ対策サプリ
むくみ対策では、食事や生活習慣の改善が基本ですが、忙しい日が続くと栄養バランスを整えるのが難しいこともあります。サプリメントは、むくみに関わる栄養成分を手軽に補える点がメリットです。
とくに次のような成分は、体内の水分バランスや排出機能をサポートするとされています。
- カリウム
体内のナトリウム排出を助け、水分バランスを整えるミネラル
塩分摂取が多い食生活では不足しやすい - ビタミンB6
たんぱく質代謝に関わるビタミン
体液バランスやホルモンの働きをサポートする - マグネシウム
血管の収縮や神経伝達に関わるミネラル
血流環境を整える役割がある - DHA・EPA
青魚に多い脂肪酸
血液の流れや血管機能をサポートする成分
また、腎臓や心臓の疾患がある場合はミネラル摂取量に制限が必要なケースもあります。持病がある方は、医師に相談してから使用するようにしましょう。
マッサージローラー
マッサージローラーは、ふくらはぎや太ももの筋肉をほぐしながら血流を促すセルフケアグッズです。ローラーで下から上へ転がすことで筋肉の緊張がゆるみ、脚に溜まりやすい疲労感や重だるさのケアに役立ちます。
体が温まっている入浴後に使うと筋肉がやわらかくなっているため動かしやすく、ふくらはぎや太ももを30〜60秒ほど転がすだけでも脚の軽さを感じやすくなります。
自宅で手軽に脚ケアを取り入れたい方には、BELMISEのマッサージローラーも人気があります。脚のラインに沿って転がしやすい形状で、ふくらはぎ・太もも・ヒップなどを効率よくケアできます。
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まとめ

むくみは、日常生活のちょっとした習慣で予防しやすくなります。血流や体液の循環を意識したケアを取り入れることで、足の重だるさや顔の腫れぼったさを感じにくくなります。
この記事で紹介した浮腫まない方法のポイントは、以下のとおりです。
- マッサージや入浴で血流を促す
- 塩分を控え、カリウムを含む食事を意識する
- 長時間同じ姿勢を避け、こまめに体を動かす
- 着圧レギンスなどのアイテムを活用する
むくみ対策は、特別な運動や難しいケアを続ける必要はありません。日常生活の中で取り入れやすい方法を習慣にすることが、すっきりした体を保つポイントになります。
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