「くびれ」という言葉を聞いて、あなたはどんな体型をイメージしますか?
キュッと引き締まったウエストに、メリハリのある美しいボディライン。多くの女性が憧れる「くびれ」ですが、「自分にはくびれができない」「どうしたらくびれが作れるの?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
実は、くびれができやすい人とできにくい人には明確な違いがあります。
この記事では、くびれとは何なのか、くびれがある人とない人の特徴や違い、そして美しいくびれを作るための筋トレ・ストレッチ方法を詳しく解説していきます。
最後には、効率的にくびれを作るためのおすすめアイテムもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
効率重視のくびれ作りには、ダズユーのスリムコルセットがおすすめです。

この記事の監修者
近藤 好美
ORIENTAL GREEN 銀座インディバ
オーナーセラピスト/インディバスーパーバイザー
セラピスト歴25年、インディバ施術歴20年以上の経験を持つ、身体のラインとコンディションを整えるプロフェッショナル。これまでに3,000人以上の身体の悩みに向き合い、一人ひとりに合わせたオーダーメイドの施術を提供。
目次
くびれとは?

美しいボディラインの象徴である「くびれ」。しかし、そもそもくびれとは何なのか、正確に理解している方は意外と少ないかもしれません。くびれは単にウエストが細いことを指すのではなく、体の構造や筋肉、脂肪のバランスが関係する複合的な要素です。
ここでは、くびれの基本的な知識について詳しく見ていきましょう。
くびれとは何か
くびれとは、肋骨の下と骨盤の上の間にある、きゅっと細くなっている部分のことを指します。
ただ単にウエストが細いだけではなく、バストやヒップとのメリハリがあることで、より美しいくびれとして認識されます。くびれは女性らしさを象徴する重要な要素であり、古くは中世ヨーロッパのコルセット文化にまで遡る、女性の永遠の憧れと言えるでしょう。
くびれを作るためには、ただがむしゃらにダイエットや腹筋をするだけでは不十分です。
肋骨と骨盤の位置関係、お腹周りの筋肉、脂肪のつき方など、複合的な要素が関係しているため、正しい知識を持ってアプローチすることが大切になります。
くびれができる位置はどこ?
多くの方が誤解していますが、くびれができる位置はおへその高さではありません。
実際には、おへそよりも少し上、肋骨のすぐ下あたりにくびれができます。この位置を正しく理解することは、効果的なエクササイズを行う上で非常に重要です。
くびれを作るためのトレーニングやストレッチを行う際は、この肋骨の下辺りに意識を向けることで、より効果的に目標とする部位にアプローチできます。
また、骨盤周辺に歪みがあると、くびれに左右差が生まれる可能性があります。くびれがあっても左右非対称な場合は、骨盤の歪みを疑ってみましょう。
くびれの理想的なバランスとは
美しいくびれを語る上で欠かせないのが、ヒップとウエストのバランスです。
理想的なくびれのバランスは、ヒップ:ウエスト=10:7とされています。この比率は、見た目の美しさだけでなく、健康面でも理想的とされる数値です。
実は、ウエストがくびれていることは健康にも良い影響があります。ウエスト周りに脂肪が少ないということは、内臓脂肪が少なく、メタボリックシンドロームのリスクが低いことを意味します。
くびれがある人とない人の特徴

くびれができやすい人とできにくい人には、それぞれ共通する特徴があります。
これらの特徴を知ることで、自分がどちらのタイプに当てはまるのかを確認でき、今後どのような対策を取ればよいのかが明確になります。
ここでは、くびれがある人とない人の特徴を詳しく比較していきましょう。
くびれがある人の特徴
くびれがある人には、共通する特徴がいくつかあります。これらを知ることで、自分もくびれを作るためのヒントが得られるでしょう。
姿勢が良い
くびれがある人の最も顕著な特徴は、姿勢の良さです。背筋がスッと伸びて、頭から骨盤までが一直線に並んでいます。
正しい姿勢を保つことで、お腹に自然と力が入り、脂肪がつきにくくなります。また、体のバランスが整うことで、代謝も良くなり、脂肪燃焼効果も高まります。
運動習慣がある
日頃から適度な運動習慣がある人は、自然とくびれができやすくなります。
運動によって脂肪を減らし、腹筋や背筋に適度な筋力をつけることができるためです。特にお尻の筋肉を鍛えてヒップにボリュームを出すと、ウエストとの境目がはっきりし、くびれが目立ちやすくなります。
肋骨と骨盤の距離が広い
元々の骨格的な要素も関係します。
くびれができやすい人は、肋骨と骨盤の間に指が4本以上入る広さがあると言われています。こぶしをウエストに当てて、人差し指から小指までの4本の指が入るかどうか、試してみるといいでしょう。

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女性では、骨格診断でいう「骨格ウェーブ」タイプの方が、骨盤が広くくびれが目立ちやすい傾向にあります。
くびれがない人の特徴
逆に、くびれができにくい人にも共通する特徴があります。該当する項目がある場合は、改善することでくびれを作りやすくなります。
骨盤の歪みがある
くびれができにくい人の特徴として最も多いのが、骨盤の歪みです。
運動不足・筋力不足
日頃から運動をほとんどしない人や、元々の筋肉量が少ない人も、くびれができにくい傾向にあります。
筋肉量が少ないと、体に脂肪がつきやすくなります。特に臓器が集中しているお腹部分は、他の部位と比べて脂肪がつきやすいため、運動不足の状態を放置すると、どんどん脂肪が蓄積してしまいます。
姿勢が悪い
猫背や反り腰などの悪い姿勢も、くびれができにくい大きな原因です。
背中が丸まる猫背は肋骨の位置が下がり、結果的に肋骨と骨盤の距離が短くなってしまいます。また、悪い姿勢は骨盤の歪みも引き起こし、お腹周りの筋力低下にもつながります。
くびれがある人とない人の違い
くびれがある人とない人を比較すると、以下の3つの大きな違いが見られます。
姿勢の違い
最も分かりやすい違いは姿勢です。
それほど太っていないのにくびれができないという方は、普段の姿勢が猫背になっていないか見直してみましょう。くびれがある人は背筋が真っすぐ伸びていて、お腹に力も入っているため、脂肪がつきにくい状態を保っています。
内臓を冷やす生活習慣の違い
内臓を冷やすような生活習慣も、くびれができにくい原因の一つです。
冷たいものばかり食べたり飲んだりしていると内臓が冷えます。内臓が冷えると代謝が低下し、お腹に脂肪がつきやすくなります。くびれを作りたい方は、できるだけ温かい食べ物や飲み物を摂るよう心がけましょう。
筋肉の鍛え方の違い
くびれは、筋肉のつき方や鍛え方にも大きく影響を受けます。
お腹痩せのために腹筋を頑張っている方も多いでしょうが、くびれを作るためには、お腹の前側の筋肉だけでなく、横側の筋肉である腹斜筋や、深層にある腹横筋も鍛える必要があります。
くびれを作るための筋トレ・ストレッチ
美しいくびれを作るためには、正しい筋肉を効果的に鍛えることが重要です。
ここでは、自宅で簡単にできる筋トレとストレッチをご紹介します。
くびれを作るために鍛えるべき筋肉とは
美しいくびれを作るためには、正しい筋肉を効果的に鍛えることが重要です。くびれに関係する主な筋肉は以下の3つです。
- 腹斜筋(ふくしゃきん)
腹部の外側にある筋肉で、体をひねったり横に倒したりする動作に関わります。外腹斜筋と内腹斜筋の2種類があり、くびれを作る上で最も重要な筋肉です。 - 腹横筋(ふくおうきん)
腹部の最深層にある筋肉で、「天然のコルセット」とも呼ばれます。お腹を引き締める働きがあり、ウエストのサイズダウンに直結します。 - 広背筋(こうはいきん)
背中の広範囲をカバーする筋肉で、背面からくびれを作る役割を持ちます。この筋肉を鍛えることで、後ろから見たときの美しいボディラインが手に入ります。
おすすめ筋トレ①プランク(体幹トレーニング)
プランクは、道具不要で手軽に始められる、体幹を鍛える効果的なトレーニングです。

- 両肘を床につけてうつ伏せになる
- 体幹を意識しながら腰とお尻を浮かせる
- 頭、お尻、かかとが一直線になるようにお腹に力を入れる
- 腰が落ちないように注意し、軽く顎を引いて20~30秒キープする
膝や肘が曲がったり、肩が上がったり、骨盤が下がると効果が低くなります。お尻だけを突き出さないよう、お腹に力を入れて腰を支え、頭・お尻・かかとが一直線になるように心掛けましょう。
おすすめ筋トレ②バイシクルクランチ
バイシクルクランチは、ねじる動きを取り入れた腹筋トレーニングで、美しいくびれを作りたい方に特におすすめです。

- 仰向けに寝て、腰を床にしっかりつける
- 膝を曲げて、足を床から浮かせる
- 頭の後ろで手を組み、肩甲骨を床から少し浮かせる
- 右膝を曲げ、左肘と右膝を近づけるように上半身をねじる
- 左膝を曲げ、右肘と左膝を近づけるように上半身をねじる
- 交互に10回、2~3セット繰り返す
反動や勢いで起き上がらないよう、お腹の力を使って上体を起こすことを意識しましょう。息を吐きながら肘と膝を近づけると、よりお腹の引き締め効果が期待できます。
おすすめ筋トレ③バックエクステンション
バックエクステンションは、背中の筋肉を鍛えることで猫背を改善し、美しい姿勢を手に入れるトレーニングです。
- うつ伏せになり、両脚を肩幅程度に広げる
- 両手は頭の後ろに添える
- 上半身を無理なく上がる高さまで持ち上げる
- ゆっくり上半身を下ろす
- 上半身の上げ下げを10回、2~3セットを目安に繰り返す
腰の力ではなく、背中とお尻の力を使って上半身を持ち上げるよう意識しましょう。背筋がスッと伸びて姿勢が良くなる効果が期待できます。
腰に負担がある方は無理をしないようにしましょう。
おすすめ筋トレ④サイドプランク
サイドプランクは、脇腹を引き締め、くびれを作るのに非常に効果的なトレーニングです。

- 体を真っすぐに保ちながら横向きになる
- 肩の真下に肘を置く
- 下の足に上の足を揃える
- 下の腕と下の足で床を押して体を持ち上げ、反対の手は腰に置く
- 頭から足までが一直線になるようにする
- 呼吸を止めずに20~30秒程キープする
- 反対側も同じように行う
頭・肩・腰・膝・かかとが一直線になるようにして体全体を支えることで効果が高まります。腰が落ちないよう、目線は正面を見て体が前に傾かないように気をつけましょう。
おすすめストレッチ①腹式呼吸
くびれを作るための呼吸法として、腹式呼吸がおすすめです。
この呼吸法により、横隔膜や腹斜筋などのお腹周りの筋肉に刺激が加わるだけでなく、肋骨が締まってくびれを作りやすくする効果が期待できます。
- 仰向けの状態になって膝を立て、両手を肋骨と骨盤の間に当てる
- お腹を膨らませながら、鼻から息を吸う
- 徐々にお腹をへこませながら、口から息を吐く
- お腹の中に空気が残っていないように全て吐き切る
- 10回を目安に繰り返す
このストレッチは、いつでもどこでも気軽にできるので、日常生活に取り入れやすいのが魅力です。
おすすめストレッチ②体側を伸ばす
体を真横に倒すことで腹斜筋をストレッチしながら収縮させ、しなやかなくびれラインを作ります。
- 足を肩幅に開いて立つ
- 片手を上に伸ばし、反対の手は腰に当てる
- 上に伸ばした手の方向に体を横に倒す
- 脇腹がしっかり伸びているのを感じながら15~20秒キープ
- 反対側も同じように行う
このストレッチは、デスクワークの合間など、気分転換にも最適です。
くびれを効率的に作るためのおすすめアイテム
筋トレやストレッチだけでなく、サポートアイテムを活用することで、より効率的にくびれを作ることができます。
特にコルセットは、即効性があり、着用するだけで理想のボディラインに近づけるため、多くの女性に支持されています。
ここでは、くびれ作りに効果的なアイテムについてご紹介します。
コルセットでくびれを作る方法とは
筋トレやストレッチと並行して、補正下着やコルセットを活用するのもくびれ作りに効果的な方法です。
コルセットは、しっかりとした力でウエスト部分をホールドし、着用時に物理的にくびれを作り上げます。「すぐにくびれが欲しい」「大切なイベントまでに見た目を整えたい」という方には、特におすすめです。
ただし、サイズが合わないものや締め付けがきつすぎるものを着用すると、体に悪影響を及ぼす可能性があるため、自分の体に合ったものを選ぶことが重要です。
スリムコルセットがおすすめな理由
くびれを作るためのコルセットをお探しなら、スリムコルセットが特におすすめです。
- 強力な着圧効果でくびれを瞬時に実現 ※着用時の加圧効果による
- 6段ホックで自分に合った締め付け具合に調整可能
- メッシュ素材で蒸れにくく、日中でも快適に着用できる
- ドSベルトを併用することでさらに強力な引き締め効果を実現
- 肋骨を締めることでバストアップ効果も期待できる
多くの口コミでも「締め付け力がすごい」「着用するだけで理想のくびれができる」と高評価を得ています。
スリムコルセットは、筋トレやストレッチの効果が出るまでの間の見た目を美しく整えるサポートアイテムとして、また食べ過ぎ防止のダイエットサポートとしても活用できます。
くびれを理解して理想のボディを手に入れよう

この記事では、くびれとは何か、そしてくびれがある人とない人の特徴や違い、美しいくびれを作るための方法について詳しく解説してきました。
- くびれとは肋骨の下と骨盤の上の間にある細くなった部分のこと
- くびれがある人は姿勢が良く、運動習慣があり、適切な筋肉がついている
- くびれがない人は骨盤の歪み、運動不足、悪い姿勢が原因であることが多い
- くびれを作るには腹斜筋、腹横筋、広背筋を鍛えることが重要
- 効果的な筋トレにはプランク、バイシクルクランチ、サイドプランクなどがある
- ストレッチや腹式呼吸も効果的
- ダズユーのスリムコルセットを活用することで、より効率的にくびれを作れる
くびれは一朝一夕で手に入るものではありませんが、正しい知識と継続的な努力によって、誰でも美しいくびれを作ることができます。

ORIENTAL
GREEN
日頃の姿勢に気をつけ、紹介した筋トレやストレッチを習慣化し、必要に応じてコルセットなどのサポートアイテムも活用しながら、理想のくびれを目指しましょう。
あなたも今日から、美しいくびれ作りに挑戦してみませんか?

