「足を上げて寝ると痩せるってSNSで見たけど、本当なの?」
「むくみが取れるだけ? 脂肪にも効くの?」
「きつい運動は続かないから、寝ながらできる方法があるなら試したい」
足を上げて寝るだけで痩せるなら、誰も苦労しません。ただ、実際のところ「痩せる」と言い切れるほど単純な話ではなく、期待できる効果と限界をきちんと知っておかないと、続けても「なんか違ったな」で終わってしまいます。
足を上げて寝る行為には、むくみの軽減や代謝のサポートといった効果が期待できる一方で、脂肪を直接燃焼させる力はありません。つまり、体重が落ちるというよりは脚の見た目がスッキリするというのが正確な表現です。
記事の中では、足を上げて寝ることで実際に得られる効果の解説から、正しいやり方と注意点、さらに脚やせ効果を高めるための方法までをまとめています。
「足を上げて寝るだけで痩せたい」と思って調べている方ほど、まずは効果の正体を知ったうえで、自分に合ったケアを選んでみてください。

この記事の監修者
近藤 好美
ORIENTAL GREEN 銀座インディバ
オーナーセラピスト/インディバスーパーバイザー
セラピスト歴25年、インディバ施術歴20年以上の経験を持つ、身体のラインとコンディションを整えるプロフェッショナル。これまでに3,000人以上の身体の悩みに向き合い、一人ひとりに合わせたオーダーメイドの施術を提供。
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目次
足を上げて寝ると痩せる?

結論から言うと、足を上げて寝るだけで体重が減ったり、脂肪が落ちたりすることはありません。
脂肪を燃焼させるには、食事管理や運動によって消費カロリーが摂取カロリーを上回る状態を継続する必要があります。足を上げて寝ても大きなカロリー消費はしないため、足を上げて寝るだけで痩せるとは言えません。
足を上げて寝ることで期待できる効果とメリット
足を上げて寝る方法はダイエットそのものではありませんが、以下のような効果が期待できます。
- むくみの軽減・予防
- 疲労回復
- 血液・リンパの循環促進
- 腰痛の緩和
- 新陳代謝の向上
むくみの軽減・予防
長時間の立ち仕事やデスクワークを続けていると、重力の影響で水分や血液が下半身に溜まりやすくなります。これが、いわゆる「むくみ」の正体です。
足を上げて寝ることで、日中に下半身へ偏った水分が心臓方向へ戻りやすくなり、翌朝の脚のだるさやパンパン感が軽減されます。

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むくみが軽減されると脚のシルエットがすっきりするため、体重の変化がなくても「脚が細くなった」と感じやすいのが特徴です。特に夕方になると靴がきつくなる方や、ふくらはぎの張りが気になる方は、変化を実感しやすいでしょう。
疲労回復
足を高くして寝る姿勢は、下半身に溜まった疲労物質の回収を助けてくれます。血液の循環がスムーズになることで、筋肉に蓄積した老廃物が効率よく運び出されるためです。
また、脚のだるさや重さが和らぐことで寝つきがよくなり、睡眠の質そのものが向上しやすくなります。深い睡眠がしっかり確保されると成長ホルモンの分泌が活発になり、体の修復や回復がより効率的に進みます。
腰痛の緩和
仰向けの状態で足を上げると、膝と股関節が自然に曲がり、腰椎にかかる負担が軽くなります。まっすぐ仰向けに寝ると反り腰の状態になりやすく、腰の筋肉が緊張したまま朝を迎えてしまうことがあります。
ただし、足の高さを上げすぎると逆に腰へ負担がかかるケースもあるため、15〜20cm程度を目安に調整するのがおすすめです。腰痛がひどい場合は自己判断だけに頼らず、医療機関への相談も検討しましょう。
血液・リンパの循環促進
心臓よりも低い位置にある足は、重力に逆らって血液を押し戻す必要があるため、どうしても循環が滞りやすい部位です。足を上げて寝ることで重力が味方になり、静脈の血液やリンパ液が心臓方向へスムーズに流れやすくなります。
血行が改善されると酸素や栄養素が全身に届きやすくなるだけでなく、老廃物の排出も促進されます。リンパの流れが整うことで、老廃物の蓄積が原因の一つとされるセルライトの予防にもつながります。
寝る前に軽くふくらはぎをマッサージしてから足を上げると、ポンプ機能が活性化されて、より効果を感じやすくなるでしょう。
新陳代謝の向上
血液やリンパの循環が改善されると、体の末端まで酸素や栄養が行き渡りやすくなり、細胞の生まれ変わり、つまり新陳代謝が活発になります。
また、循環の改善は冷えの緩和にもつながります。体温が上がると基礎代謝も高まるため、じっとしているときでもエネルギーを消費しやすい体に近づけます。これが、足を上げて寝ると痩せやすくなると言われる理由の一つです。
ただし、足を上げて寝るだけで大幅に体重が減るわけではありません。あくまでも痩せやすい体質づくりをサポートする習慣として、バランスの良い食事や適度な運動と組み合わせることが大切です。
足を上げて寝る方法

足を上げて寝る効果を実感しやすくするには、高さや姿勢にポイントがあります。ただ足を高くするだけではなく、体に負担がかかりにくい姿勢で行うことが大切です。
間違ったやり方を続けると、腰や膝に負担がかかり、かえって体が疲れやすくなることもあります。むくみ対策として取り入れる場合は、無理のない姿勢を意識しましょう。
高さは10〜15cmが目安
足を上げる高さは、心臓よりやや高い位置になる10〜15cm程度が目安です。低すぎると血液やリンパ液が戻りにくく効果を感じづらくなり、高すぎると腰が反って負担がかかります。また、寝つきにくさに繋がることもあります。
数値だけで判断しにくい場合は、仰向けに寝て足の下にクッションや足枕を入れたときに、腰が浮かず、体全体がリラックスできる高さを基準にしてみてください。
足全体をまんべんなく上げる
足枕やクッションを足首あたりに置いている方は多いですが、足首だけが高くなると膝や腰に余計な負荷がかかります。
膝裏からふくらはぎ、足先までを一体で支えるように持ち上げるのが正しい姿勢です。幅の広い足枕やバスタオルを使うと、足全体をまんべんなく支えやすくなります。
壁を使って寝る前に行う方法もある
クッションや足枕がなくても、壁を使えば簡単に足上げを実践できます。
- 壁の横に座り、お尻をできるだけ壁に近づける
- 仰向けに寝転がりながら、両脚を壁に沿わせてまっすぐ上げる
- 腕は体の横に自然に開き、目を閉じて5分キープする
壁に脚を預ける方法は、道具を使わずにできるのがメリットです。長時間行う必要はなく、寝る前に5分ほど続けるだけでも脚の軽さを感じやすくなります。
足を上げて寝るときの注意点

足を上げて寝ることにはメリットがある一方で、やり方を誤ると体に負担をかけてしまうケースもあります。せっかくのケアを逆効果にしないために、以下の注意点を把握しておきましょう。
長時間続けるとしびれが出る
足を上げた状態を長時間続けると、足枕やクッションに当たっている部分が圧迫され、脚がしびれたり違和感が出たりすることがあります。
就寝中ずっと足を上げ続ける必要はなく、寝る前の5〜10分程度を目安にするだけでもむくみの軽減は期待できます。朝起きたときに足枕が外れていても、寝入りのタイミングで血流が促されていれば問題ありません。
寝返りが打ちにくくなる
大きすぎる足枕や硬すぎるクッションを使うと、寝返りがしづらくなる場合があります。寝返りは睡眠中の体圧を分散させる大切な動作なので、寝返りが打てないほど大きな足枕や固定力の強いアイテムは避けたほうがよいでしょう。
自然に寝返りを打てば足が外れる程度のゆるさで使うのがポイントです。足を上げることにこだわりすぎて睡眠の質が下がっては本末転倒なので、あくまでリラックスできる範囲で取り入れてみてください。
足を上げて寝るときにおすすめのグッズ

壁を使う方法は手軽ですが、毎晩続けるなら足を乗せるためのグッズがあると楽に続けやすくなります。高さや幅が合ったアイテムを選ぶことで、正しい姿勢を保ちやすくなり、睡眠の質を損なわずにケアできます。
足枕(フットピロー)
足を上げて寝るために作られた足枕は、脚全体を支えやすい形になっているのが特徴です。膝裏からふくらはぎまで自然に支えられるため、無理のない姿勢を保ちやすくなります。
形状は傾斜型・波型・円筒型などさまざまで、素材もウレタン系のやわらかいものから高反発タイプまで幅広く展開されています。選ぶときは、以下のポイントを意識すると失敗しにくくなります。
- 高さが10〜15cm程度のものを選ぶ
- 膝裏から足先まで足全体を乗せられる幅があるか確認する
- カバーが洗える素材だと衛生面で安心
バスタオル・クッション
わざわざ足枕を買わなくても、自宅にあるバスタオルやクッションで代用できます。
バスタオルの場合は、数枚重ねて折りたたむか、くるくる巻いて高さを10〜15cm程度に調整するだけで足枕代わりになります。クッションを使う場合は、足先だけが高くなる小さいものではなく、膝下全体を支えられる幅のあるものを選んでください。
まずは手持ちのアイテムで試してみて、毎晩続けたいと感じたら専用の足枕に切り替えるという流れでも十分です。
脚やせ効果をさらに高める方法

足を上げて寝るだけでもむくみの軽減は期待できますが、「もっと脚をスッキリさせたい」という方は、足上げと合わせて別のケアもプラスしてみてください。どれも自宅で寝る前にできるものばかりなので、無理のない範囲で取り入れてみましょう。
寝ながら足パカ運動
足パカ運動は、仰向けに寝た状態で両脚を天井に上げ、左右に開閉するエクササイズです。内ももの筋肉(内転筋群)に負荷がかかるため、脚の引き締めとむくみ対策を同時に狙えます。
- 仰向けに寝て、両脚を天井に向けてまっすぐ伸ばす
- 両脚をゆっくり左右に開き、内ももに伸びを感じたところで止める
- 内ももの力を使ってゆっくり閉じる
- 20回×2セットを目安に行う
ふくらはぎのリンパマッサージ
ふくらはぎは、下半身の血流をサポートする重要な部位です。長時間座りっぱなしや立ちっぱなしの状態が続くと硬くなりやすく、脚の重だるさにつながることがあります。
足を上げて寝る前にふくらはぎを軽くほぐしておくと、脚に溜まりやすい水分や疲労感を流しやすくなります。
- 椅子に座り、片方の足をもう片方の太ももの上に乗せる
- 両手の親指を重ねて、足首からひざ裏に向かってゆっくり押し上げる
- ひざ裏まで到達したら、もう一度足首に戻って繰り返す
- 片脚1〜2分ずつ、左右それぞれ行う
お風呂上がりなど体が温まっているタイミングで行うと、筋肉がやわらかくなっているぶん老廃物が流れやすくなります。強く押しすぎると逆にもみ返しが起きるため、「気持ちいい」と感じる程度の力加減で十分です。
着圧レギンスで日中もむくみ対策を続ける
足を上げて寝ることやマッサージは、どちらも「夜のケア」です。ただ、むくみは日中の立ち仕事やデスクワークの最中にも進行するため、夜だけのケアでは追いつかないと感じる方も少なくないでしょう。
着圧レギンスを取り入れると、日中も脚全体を適度にサポートしながら過ごしやすくなります。立ち仕事やデスクワーク中でも履くだけで続けやすいのがメリットです。
- 足を上げて寝るケアの効果を日中も途切れさせずに維持できる
- デスクワークや立ち仕事の最中も意識なしでむくみ対策が続く
- 履くだけなので、運動やマッサージが続かない方でも取り入れやすい

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足を上げて寝るだけでは劇的な変化は期待しづらいですが、マッサージや着圧レギンスと組み合わせることで、脚のスッキリ感は変わってきます。まずは今晩、寝る前に5分だけ足を上げるところから始めてみてください。
まとめ

足を上げて寝る行為に脂肪を燃焼させる効果はないものの、むくみを軽減して脚の見た目をスッキリさせたり、代謝や疲労回復をサポートしたりする効果は期待できます。
痩せる方法ではなく、脚のむくみ対策として正しく取り入れることが大切です。
- 足を上げて寝るだけで脂肪が減るわけではない
- むくみが軽減すると脚がスッキリ見えやすくなる
- 高さは10〜15cm程度を目安にする
- 足全体を支えるように上げることが大切
- 運動や日中のむくみ対策を組み合わせると続けやすい
むくみは一晩で完全にリセットできるものではなく、日中に溜まった分を夜にケアする、という繰り返しの中で少しずつ脚の状態が整っていきます。大切なのは、負担にならない範囲で毎日続けられる方法を選ぶことです。

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夜に脚をリセットするだけではなく、日中にむくみを溜めにくくすることも大切です。毎日の小さな対策を続けることで、脚の軽さを実感しやすくなります。
脚のむくみ対策を続けるならベルミスもおすすめ
足を上げて寝るむくみケアは手軽な反面、効果を感じられるのは基本的に寝ている間だけです。朝はスッキリしていても、通勤や仕事で数時間座っていれば夕方にはまた脚がパンパンに戻ってしまう方も多いのではないでしょうか。
ベルミスの「スリムレギンス」は、足首から太もも、お腹まわりまで着圧がかかり、むくみが溜まり始める日中の時間帯にこそ力を発揮するアイテムです。
「足を上げて寝る」が夜のリセットだとすれば、着圧レギンスは日中の対策になります。夜にむくみを流すだけでなく、そもそも溜めにくい状態を作っておくことで、朝のスッキリ感が夕方まで続きます。
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